川崎とタイガース

こんにちは。土門です。


川崎と言えば、フロンターレであり、ブレイブサンダースですが、川崎とタイガースってピンときますか?


ところで、川崎区磯子、市役所通り沿いにある川崎信用金庫本店の裏手側出入口付近に「佐藤惣之助生誕の地」という記念碑があるのをご存知でしょうか?(写真参照)



佐藤惣之助は昭和初期に活躍した詩人で、室生犀星(代表作『小景異情』。ふるさとを想った詩)や、萩原朔太郎(代表作『月に吠える』)といった学校の文学史に出てくる日本を代表する詩人などと同時代に活躍しています。


詩人佐藤惣之助の最高傑作は人それぞれでしょう。『赤城の子守唄』をあげる人もいれば、『人生劇場』をあげる人もいるかもしれません。


ただ、一番有名な作品と言えば万人が『阪神タイガースの歌』、通称『六甲おろし』ではないでしょうか(佐藤を知らない人でも。)。


「〽六甲おろしに 颯爽と~♪」との名調子でおなじみの、今でも阪神タイガースの試合やファン感謝祭で歌われ、関西のある有名ラジオ番組では阪神タイガースが公式戦で勝つと必ず流れるほどで、この歌は関西の方々の生活の一部になっているようです。

なお同曲の作曲は、朝の連続ドラマ「エール」でも取り上げられた、日本近代の大作曲家、古関裕而です(最高傑作は『紺碧の空』ですかね!)。


佐藤惣之助の生家跡地の記念碑は、阪神タイガースが優勝すると阪神タイガースの球団カラーの装飾が施されてあたかも大阪のような風情になるそうなので、もし阪神タイガースが優勝したら皆さん注目してみて下さい。


ちなみにスポーツに関して、私にとって川崎と言えばオリオンズなのですが、若い人はついてこれないと思いますので以上にしたいと思います。。


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この記事を書いた人:土門寛
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